昇進の構造の変化
計算機の使用のもたらした変化の中には、業の組織の伝統的なあり方に微妙な影型以上にのべた以外にどうしてもふれておきたいもうひとつの特徴があります。
アメリカのEDP(電子計算機による情報処理)化についてのある報告によると、OpenSSOのような計算機化が多くの仕事領域をおおうようになると、情報が効果的に集中します。
その結果、従来なら当然その分野の責卿任を分担していた人間がつんぽ桟敷におかれる、というような傾向が目立ってきたといいます。
副社長というような身分が随分その影響をうけたそうです。
しかし、そうした変化の中で、多くのサラリーマンにとってもっとも大きな関心をよぶものは、昇進の構造に対する変化の波及でしょう。
管理職への昇進は、多くのサラリーマンにとっては職場生活の目標の一つです。
逆に言えば、企業の側からの労務管理の最大の要といえるでしょう。
しかし、計算機化の進展は現実にいくつかの業務を消失させ、機構の本社への集中を促進します。
支社の機構縮小や統合が行なおれたりするのです。